プラスチックシンチレータ(その他表記)plastic scintillator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

プラスチックシンチレータ
plastic scintillator

放射線の励起作用によりケイ光を出す有機物液体をプラスチックに溶かし込んだ固溶体。プラスチックにスチレン,ビニルトルエンを使い,溶質には p-テルフェニル,テトラフェニルブタジエン,p-ジ (5-フェニル-2-オキサゾル) -ベンゼンなどを用いる。後2者はケイ光を長波長側へ移動させて光電子増倍管の感度を上げるための物質で,波長シフターという。プラスチックシンチレータは大型化が可能で,用途に応じて成形,加工が容易で,光電子増倍管,光パイプと組合せてシンチレーション計数器を構成する。また中性子も検出できる。素粒子や宇宙線実験に使用される。

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