Plinian eruption
軽石や火山灰を放出する連続的なマグマ噴火。噴煙は典型的には,垂直に立ち上る噴煙柱と頂部に発達する傘型領域からなる。ベスビオ火山の西暦74年噴火の噴煙を小プリニウスが記述したことに由来。噴煙柱崩壊型火砕流に移行することも多く危険。噴煙の高さが20km未満で準プリニアン噴火,35km超でウルトラプリニアン噴火と呼ぶこともあるが統一的な定義はない。一方,火山地質学では降灰の厚さや粒径の分布を基に分類される。広く使われてきた分類の指標に,火山灰堆積物の厚さが,最大厚さの1/100になる領域の面積をkm2で表した飛散指数(D)と1/10になる地点における直径1mm以下の粒子の割合をパーセントで表した破砕指数(F)がある。Dが50,000以上でウルトラプリニアン噴火,50,000〜500でプリニアン噴火,500〜5で準プリニアン噴火と定義。マグマ水蒸気噴火でプリニアン噴火や準プリニアン噴火の飛散指数をもつものはフレアトプリニアン噴火とよばれ,Fは80を越えるとされる。参考文献:R.A.F Cas et al. (1988) Volcanic Successions Modern and Ancient. Springer
執筆者:萬年 一剛
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
…現在,両市街とも発掘が進み,当時の生活状況が再現されている。79年の噴火は,当時,対岸のミセヌム岬にいた小プリニウスにより詳細に記述されたので,プリニアン(プリニー式)噴火と称される。すなわち,激しい爆発によって,大量の軽石や火山灰が上空高く噴出して,巨大なキノコ形の噴煙が生じた後,大規模な降下火砕物を伴う噴火である。…
※「プリニアン噴火」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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