ヘネラリーフェ離宮(読み)ヘネラリーフェりきゅう(その他表記)Generalife

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘネラリーフェ離宮」の意味・わかりやすい解説

ヘネラリーフェ離宮
ヘネラリーフェりきゅう
Generalife

スペイン南部,アンダルシア州グラナダにあるナスル朝離宮アルハンブラ宮殿の一部として 13世紀から 14世紀にかけて建てられた。「建築師の庭」と呼ばれる美しい庭園が有名。なかでもバラカーネーション,ストックが咲き乱れ,緑と水のコントラストに映える「用水路中庭」は,多くのイスラムの詩人たちによってたたえられてきた。 1984年アルハンブラ宮殿,アルバイシン地区とともに世界遺産文化遺産に登録。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む