ベラドンナリリー(その他表記)Amaryllis belladonna; belladonna lily

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベラドンナリリー」の意味・わかりやすい解説

ベラドンナリリー
Amaryllis belladonna; belladonna lily

ヒガンバナ科の球根植物。南アフリカ共和国のケープ地方原産。Cape belladonna,naked-lady lilyとも呼ばれる。アマリリス属は 1属 1種の単型属で本来は本種をアマリリスというべきだが,かつて同じアマリリス属に含まれていたヒッペアストルム属 Hippeastrum がアマリリスと呼ばれるため,本種はホンアマリリスの和名がつけられている。ヒッペアストルム属は花茎が中空で柱頭が深裂しているのに対し,ベラドンナリリーの花茎は中実で柱頭は分岐しない。また,ヒッペアストルム属は常緑であるが,ベラドンナリリーは開花時に葉がない。帯状の葉が根出し,中央に縦溝がある。花は花茎の頂部に 6~12個散状につき,芳香がある。7月頃球根を植え付け,日当たりと水はけのよい環境で育てる。

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