ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベルリン楽派」の意味・わかりやすい解説 ベルリン楽派ベルリンがくはBerliner Schule 音楽の楽派の一つ。北ドイツ楽派とも呼ばれる。 18世紀のなかばから後半にかけてベルリンでフリードリヒ大王の宮廷を中心に活躍した作曲家たちの総称で,C.P.E.バッハ,グラウン兄弟,ベンダ兄弟,J.キルンベルガーらに代表され,器楽曲,歌曲の作曲のうえで前古典派として大きな役割を果した。またドイツのリート形式の確立に貢献した J.シュルツ,J.ライヒャルトらもこの楽派に属する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by