ベンガル知事(その他表記)Governor of Bengal

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ベンガル知事」の解説

ベンガル知事(ベンガルちじ)
Governor of Bengal

イギリス東インド会社官職一つウィリアム要塞が建設され,カルカッタが東部インドの商業的・軍事的・政治的拠点として確立すると,1700年,イギリス東インド会社はベンガル知事を任命した。この職は,ノースの規制法(1773年)によって廃され,これに代えてベンガル総督の職が設けられた。ベンガル知事は制度上はマドラス知事,ボンベイ知事と同格とされたが,事実上彼らに優越する働きをした。クライヴヘースティングズが有名。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む