山川 世界史小辞典 改訂新版 「ベンガル総督」の解説
ベンガル総督(ベンガルそうとく)
Governor-General of Bengal
インド現地におけるイギリス東インド会社の最高職。1773年のノースの規制法で設けられ,1833年の東インド会社特許状法で廃された。ベンガル管区の民政と軍事に関する全権を与えられ,マドラス管区とボンベイ管区の行政を監督する権限を持っていた。3~4人の参事に補佐され「参事会における総督」として職務を執行した。参事会における議決は多数決で行われた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報