デジタル大辞泉 「ウィリアム要塞」の意味・読み・例文・類語 ウィリアム‐ようさい〔‐エウサイ〕【ウィリアム要塞】 《Fort William》インド東部、西ベンガル州の都市コルカタにある要塞。市街中心部、フーグリ川沿いのモイダン公園にある。かつて英国のインド支配の拠点が置かれた。1773年に建造。名称はウィリアム3世にちなむ。現在は州政府が使用し、内部は非公開となっている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウィリアム要塞」の意味・わかりやすい解説 ウィリアム要塞ウィリアムようさいFort William インドのコルカタ (カルカッタ) にある都市発展の礎となった要塞。 1690年ガンジス川河口のフーグリ川東岸に根拠地を築いたイギリス東インド会社が 1696年住民の反乱に乗じて要塞建設を始め,1716年に完成した。 1742年にはマラータの襲撃から守るため周囲に堀を設けた。以後商店が周辺に立ち並び,発展して今日のコルカタとなった。現存する要塞は 18世紀中頃のもの。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by