ペルフェナジン(その他表記)perphenazine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペルフェナジン」の意味・わかりやすい解説

ペルフェナジン
perphenazine

フェノチアジン系の向精神薬。静穏作用が強く,鎮静,強化麻酔,制吐作用なども示す。同系のクロルプロマジンに比して,傾眠状態を起こすことが少なく,鎮静作用も比較的弱いが,制吐作用は非常に強い。精神病治療にも有効で,陳旧な統合失調症患者に対して,疎通性,接触性の回復および,意欲自発性の促進作用を強く現す。副作用嗜眠,軽度の血圧下降,パーキンソン様症状などがあるが,クロルプロマジンに比して弱い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む