嗜眠(読み)しみん

精選版 日本国語大辞典 「嗜眠」の意味・読み・例文・類語

し‐みん【嗜眠】

〘名〙 意識の混濁した状態。眠りつづけて、強い刺激を与えなければ覚醒反応もしない状態のこと。〔育児読本(1931)〕
青鬼の褌を洗ふ女(1947)〈坂口安吾〉「モーローたる嗜眠(シミン)状態のなかでニッコリ笑ひ両腕をのばして彼を待ち」

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デジタル大辞泉 「嗜眠」の意味・読み・例文・類語

し‐みん【×嗜眠】

常に睡眠状態に陥っている状態。高熱重病などのときにみられる。
[類語]眠り睡眠ねんね快眠寝る安眠就眠睡臥すいが熟睡熟眠昏睡こんすい居眠り爆睡惰眠夢寐一睡不眠白河夜船枕を高くする寝溜め・寝つきが悪い・寝苦しい

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普及版 字通 「嗜眠」の読み・字形・画数・意味

【嗜眠】しみん

眠たがり。

字通「嗜」の項目を見る

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「嗜眠」の意味・わかりやすい解説

嗜眠
しみん

意識障害」のページをご覧ください。

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