ポアティエ大学(読み)ポアティエだいがく

大学事典 「ポアティエ大学」の解説

ポアティエ大学[フランス]
ポアティエだいがく

フランス中西部,ポアトゥー=シャラント地域圏(現,アキテーヌ=リムーザン=ポアトゥー=シャラント地域圏)ヴィエンヌ県にある。1431年にローマ教皇エウゲニウス4世によって設立され,その後フランス王シャルル7世によって大学として承認された。当時は神学,教会法,民法,医学と自由学芸の5学部で構成されていた。著名人を輩出し,フランソワラブレー,ジョアシャン・デュ・ベレー,フランシス・ベーコン,ルネ・デカルトなどが知られる。現在の教育研究単位(UFR)は経済学,文学・言語学,法律・社会学,人文学・自由学芸,医学,スポーツ科学で構成される。学生数2万4720(2009/10年)。2013年の高等教育・研究法に伴い,15年に大学・高等教育機関共同体(フランス)(COMUE)に加盟。2017年現在,本大学およびリモージュ大学,オルレアン大学,トゥール大学,国立高等機械航空学校,国立応用学院ヴァル・デ・ロワール校で,レオナルド・ダ・ヴィンチ連合大学を構成している。
著者: 高橋洋行

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android