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ポイカート Will‐Erich Peuckert

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世界大百科事典 第2版の解説

ポイカート【Will‐Erich Peuckert】

1895‐1969
ドイツの民俗学者。シュレジエンに生まれ,はじめシュレジエンの伝説研究を行った。とくに16,17世紀の呪術的伝承に関心をもち,《中世後期の民衆信仰》(1942)などのほか,《大転換期》(1948)では宗教改革期の民間信仰を扱っている。ニーダーザクセンの伝説集を編集するかたわら,J.ベーメの全集を編み,パラケルススの研究に打ち込んだ注目すべき研究者である。【阿部 謹也】

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のポイカートの言及

【汎知学】より

…一つは,直接に神の核心へと参入し,その“上から”この世のすべてのものを認識せんとする神智学,これに対して“下から”,すなわち地上の物質的存在との対応から天上の超越的存在を類推的に認識せんとするのが汎知学である。後者では地上的なものに重きがおかれ,現代の汎知学研究家W.E.ポイカートにしたがうなら,〈植物や樹木,動物や鳥,鉱物や岩石のうちなる全自然が,神の諸力がそこから認識されるところの一冊の教科書〉とみなされる。言いかえれば,中世を通じて唯一至高の書物であった〈神の書〉たる聖書に代わり,また聖書と並んで〈自然の書〉が読むべき書物として登場してきたのであり,これを解読するのが汎知学者のつとめとなる。…

【魔女】より

… ところで,悪名高い魔女の膏薬の成分を分析した現代ドイツの精神病理学者H.ロイナーは,先述したアトロパ・ベラドンナのアトロピンをも含む,およそ5種類のアルカロイドを抽出している。またゲッティンゲン大学の民俗学者W.E.ポイカートは,16世紀の魔女の膏薬を処方どおりに復元してみずから試みた結果を次のように報告している。〈私たちの長時間睡眠のなかで体験されたものは,無限の空間へのファンタスティックな飛翔,顔というよりはいやらしい醜面をぶら下げたさまざまの生物に囲まれたグロテスクな祭り,太古的な地獄めぐり,底なしの失墜,悪魔の跳梁などであった〉。…

※「ポイカート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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