ポホヨラ(その他表記)Pohjola

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポホヨラ」の意味・わかりやすい解説

ポホヨラ
Pohjola

フィンランド叙事詩伝説中にしばしば言及される魔女ロウヒの支配する土地。フィンランドの北方に位置する暗い陰鬱な国で,死者の国ともみられる。ラップランドと同一視されることもあり,叙事詩『カレワラ』には,ワイナモイネンやイルマリネンらの英雄たちが,何度かポホヨラに遠征をしたことが物語られている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む