マクラファティー転位(読み)マクラファティーテンイ

化学辞典 第2版 「マクラファティー転位」の解説

マクラファティー転位
マクラファティーテンイ
McLafferty rearrangement

質量分析計内で電子衝撃イオン化されたラジカルカチオンの分子が示す反応形式で,γ位に水素原子をもつカルボニル化合物において観測される.γ位の水素原子が転位するとともに,β位とγ位が開裂する反応.アルケンとエノールラジカルカチオンが生成し,後者が質量スペクトル上に観測される.六員環状遷移状態を経て進行するものと考えられている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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