マグネシウム鉱物(読み)マグネシウムこうぶつ(その他表記)magnesium mineral

改訂新版 世界大百科事典 「マグネシウム鉱物」の意味・わかりやすい解説

マグネシウム鉱物 (マグネシウムこうぶつ)
magnesium mineral

マグネシウムMgを主要成分とする鉱物。マグネシウムは60種以上の鉱物に含まれているが,ドロマイト(Ca,Mg)CO3,マグネサイトMgCO3ブルーサイトMg(OH2カンラン石(Mg,Fe)2SiO4の4種のみが工業的に利用されている。しかし,マグネシウム金属化合物の主要な資源海水鹹湖などの塩水である。二次回収を除いた金属の1996年の生産量は世界で約34万tで,主要国はアメリカ13万,カナダ5万,中国5万tである。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む