マネゴルト・フォン・ラウテンバハ(その他表記)Manegold von Lautenbach

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

マネゴルト・フォン・ラウテンバハ
Manegold von Lautenbach

[生]1045頃
[没]1110頃
ドイツの高位聖職者。アウグスチヌス派に属し,最初南ドイツの修道院に入ったが,のちコルマル近くのマルバハ修道院に所属叙任権論争においては教皇グレゴリウス7世に加担して神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世に対抗した。 1084年頃に書いた『ゲープハルトに与える書』 Liber ad Gebehardumは,最も激烈な反皇帝文書である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む