マラライ ジョヤ(英語表記)Malalai Joya

現代外国人名録2016 「マラライ ジョヤ」の解説

マラライ ジョヤ
Malalai Joya

職業・肩書
人権活動家 元アフガニスタン国会議員

国籍
アフガニスタン

生年月日
1978年4月25日

出生地
ズィケン

経歴
アフガニスタン西部の山岳地帯に生まれる。4歳の時にソ連侵攻による弾圧を避けて隣国に逃れ、イランパキスタンでの難民生活を強いられた。パキスタンでアフガニスタン女性革命協会(RAWA)の学校に学び、創始者ミーナと出会う。やがてアフガニスタン女性能力開発協会(OPAWC)の社会活動に参加し、20歳で女子教育のために母国へ戻る。2003年ファラー州の代表として参加したロヤ・ジルガ(国民大会議)で有力議員らの戦争犯罪を糾弾する演説を行って注目を集め、2005年には27歳の最年少で国会議員に就任したが、政府要人の腐敗を断罪したため議員資格を剥奪された。2010年米誌「タイム」による“世界で最も影響力のある100人”の一人に選出された。自伝「アフガン民衆とともに」がある。2011年来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報