マルティーン グジンデ(英語表記)Martin Gusinde

20世紀西洋人名事典 「マルティーン グジンデ」の解説

マルティーン グジンデ
Martin Gusinde


1886.10.29 - 1969.10.18
ドイツの司祭,民族学者。
元・サンティアゴ・カトリック大学人類学教授。
ドイツ領ブレスラウ(後のポーランドのウロツウァフ)生まれ。
ウィーン聖ガブリエル修道院に学ぶ。1911年叙階され、アフリカトーゴやニューギニアへ医療活動に赴く。’13年チリのサンティアゴへ渡り、民族学・先史学博物館館員となる。サンティアゴ・カトリック大学の人類学教授に就任、’18年から4回にわたってフェゴ島を訪れ、セルクナムなどの各社会を調査する。主著に「アフリカの矮小民族―ピグミーの生活と文化」(’56年)、「フェゴ島インディアン」(’31〜74年)。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報