マンシェット(英語表記)〈フランス〉manchette

デジタル大辞泉 「マンシェット」の意味・読み・例文・類語

マンシェット(〈フランス〉manchette)

袖口カフスの意》
料理で、骨付き肉の一方の端を巻く紙製の飾り。
環状帯。血圧計とつながったゴムの袋の入った細長い布。上腕部に巻き、ゴムの袋に空気を送り込んで動脈を圧迫する。

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食器・調理器具がわかる辞典 「マンシェット」の解説

マンシェット【manchette〈フランス〉】

七面鳥や鶏の骨付きのもも肉などの手に持つ部分につける紙飾り。食べるときに、手が汚れないようにするためのもので、装飾も兼ねる。◇「チョップフラワー」「ペーパーフリル」ともいう。

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世界大百科事典(旧版)内のマンシェットの言及

【血圧計】より

…前者は圧力によってもたらされる金属板の偏位が電気的にコンデンサーとして働くような電気回路をつくり,これを応用したものであり,後者は圧力の変化を弦線のひずみに変え,これによって起こる電流の変化を記録するようにしたものである。
[水銀血圧計]
 臨床で最も広く用いられている血圧測定法は,上腕に圧迫帯のカフcuff(マンシェットManschetteともいう)を巻きつけ,その遠位部の上腕動脈に聴診器を当て,カフ圧の低下とともに聴取される血管雑音(コロトコフ音)を聴いて測定する方法である。この方法では,上腕に巻いたカフの内圧から間接的に血圧を測定するのであるが,カフに連動してその内圧を知るために一般に用いられ,また標準とされているのが水銀血圧計である。…

※「マンシェット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」