ミクロネシア諸語(読み)ミクロネシアしょご

百科事典マイペディア 「ミクロネシア諸語」の意味・わかりやすい解説

ミクロネシア諸語【ミクロネシアしょご】

ミクロネシア諸島言語総称。かつてアウストロネシア語族の一語派を形成するといわれたが,現在ではマリアナ諸島チャモロ語パラオ諸島パラオ語インドネシア語派に,カロリン諸島のヤップ語,ヌクオロ,グリニッジ両島の言語はポリネシア諸語に,その他メラネシア諸語に属すると考えられている。

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世界大百科事典(旧版)内のミクロネシア諸語の言及

【オセアニア語派】より

…ミクロネシア,メラネシア,ポリネシアに土着的に分布している。 ミクロネシア諸語(いわゆるミクロネシア地域に行われる言語の意。以下,メラネシア諸語,ポリネシア諸語も同様)では,ギルバート語,マーシャル語,ナウル語,トラック語,ポナペ語など十数の言語がこのオセアニア語派に属するが,チャモロ語(マリアナ諸島),パラウ語,ヤップ語はインドネシア語派に属する。…

※「ミクロネシア諸語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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