ミニ・パレスチナ(その他表記)Mini-Palestine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミニ・パレスチナ」の意味・わかりやすい解説

ミニ・パレスチナ
Mini-Palestine

イスラエル六日戦争後占領しているヨルダン川西岸地域とガザ地区を,国連安保理決議 242号を履行させることによって返還させ,そこに,パレスチナ=アラブ人国家を樹立しようという構想。 1974年2月にパレスチナ解放民主人民戦線 PDFLPの N.ハワトメ議長により提起され,同年6月第 12回パレスチナ民族評議会 PNCで政治決議として採択,1976年 11月国際連合で F.カドウミ政治局長により公式に表明された。パレスチナ解放機構 PLO内では,ヤセル・アラファト議長を中心とするファタハなど穏健的現実派は,この構想をパレスチナ問題の政治的解決の一段階として受け入れたが,左派勢力のパレスチナ解放人民戦線 PFLPなどは,これを受け入れることは一時的にしろイスラエルの存在を認めることになるとして,強く拒絶している。

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