ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「六日戦争」の意味・わかりやすい解説
六日戦争
むいかせんそう
Six-Day War
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1967年6月のいわゆる第三次中東戦争をいう。イスラエル軍がエジプト、シリア、ヨルダンに奇襲攻撃をかけ、わずか6日間で圧勝したことから、この呼称が生まれた。
[編集部]
…6月5日早朝イスラエル空軍機はエジプト,シリア,ヨルダンの空軍基地を爆撃し,アラブ側を撃破した。翌6日安保理事会が停戦決議を採択すると,まずイスラエルが受諾し,続いて7日にはヨルダン,8日エジプト,10日シリアが停戦を受諾し,この戦争はイスラエルが六日戦争と呼んだように,わずか6日でイスラエルの圧倒的勝利に終わった(アラブ側は六月戦争と呼んでいる)。イスラエルは,東エルサレムを含むヨルダン川西岸地区,ガザ,ゴラン高原,シナイ半島を占領した。…
※「六日戦争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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