採択(読み)サイタク

精選版 日本国語大辞典 「採択」の意味・読み・例文・類語

さい‐たく【採択】

  1. 〘 名詞 〙 いくつかの中から選んで採り上げること。
    1. [初出の実例]「豈臣等能所議乎。而殊被詔旨、敢以採択」(出典凌雲集(814)序)
    2. 「更に国王が決議案を採択しない場合には」(出典:真空地帯(1952)〈野間宏〉四)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐班固伝〕

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普及版 字通 「採択」の読み・字形・画数・意味

【採択】さいたく

えらびとる。〔三国志、呉主伝〕(も)し小臣の中、用すべきらば(なん)ぞ人を以て言を廢して擇せざることを得んや。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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