ミネルワ(英語表記)Minerva

翻訳|Minerva

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミネルワ」の意味・わかりやすい解説

ミネルワ
Minerva

ギリシア神話アテナと同一視された古代ローマ女神エトルリア人の王たちがローマを支配した時代に,カピトリヌス丘上に建設された「至大至善なるユピテル」の神殿に,ユピテルおよびユノとともに合祀されたことから,三大守護神格の一つとみなされるようになった。もとはエトルリア起源の,技術と職人たちの守護女神であったと思われ,学校教育も管掌すると信じられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android