ミュティレネ(読み)みゅてぃれね

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ミュティレネ」の解説

ミュティレネ
Mytilene

レスボス島東南海岸のアイオリスポリス。前7~前6世紀にサッフォーアルカイオスピッタコスなどの抒情詩人,賢人政治家を出し,前5世紀にはデロス同盟の有力加盟市として,ギリシア史に名を残す。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のミュティレネの言及

【レスボス[島]】より

…オリーブ栽培が主で,古代にはブドウ酒も有名であった。青銅器時代初期から人口の定住をみるが,前10世紀ごろアイオリス方言のギリシア人が入植し,東部にミュティレネMytilēnē(現,ミティリーニ),北西部にメテュムナMēthymna(現,ミティムナMíthimna)の2都市の成立をみた。両市の抗争後,前者が全島を統一して首都となった。…

※「ミュティレネ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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