ミラー(Perry Miller)
みらー
Perry Miller
(1905―1963)
アメリカの批評家。ハーバード大学教授。アメリカのピューリタニズムおよびその文学への影響の研究で知られる。主著は『ニューイングランドの精神』二巻(第一巻『17世紀』1939、第二巻『植民地より地方へ』1953)。そのほか『ジョナサン・エドワーズ』(1949)、『アメリカ清教徒』(1956)、ポーやメルビル期の文学的状況を論じた『烏(からす)と鯨』(1956)、アメリカ超絶主義作家の作品選集(1957)などがある。
[牧野有通]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例