ムハンマド・ビン・ナエフ(英語表記)Mohammad bin Naif

現代外国人名録2016 の解説

ムハンマド・ビン・ナエフ
Mohammad bin Naif

職業・肩書
政治家 サウジアラビア副皇太子・第2副首相

国籍
サウジアラビア

生年月日
1959年8月30日

出生地
ジッダ

経歴
急進的なイスラム思想ワッハーブ主義を保護する豪族で、サウジアラビア初代国王だった祖父アブドル・アジズ以来、絶対君主的な王政を敷くサウード家の出身。父ナエフはサウード家の中でも最大の勢力を持つ“スデイリ7人兄弟”の一人。米国で学士号を取得。サウジ内外でテロ対策に関わり、内相を務めたナエフ皇太子の下でテロ対策を指揮。2009年には暗殺を狙った国際テロ組織アルカイダ系のテロが発生した。2012年11月内相。2015年1月初代国王の孫として初の副皇太子、第2副首相に任命される。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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