ムハンマド・ビン・ラシド・アル・マクトム(英語表記)Muhammad bin Rashid al-Maktoum

現代外国人名録2016 の解説

ムハンマド・ビン・ラシド・アル・マクトム
Muhammad bin Rashid al-Maktoum

職業・肩書
政治家 アラブ首長国連邦(UAE)副大統領・首相・国防相,ドバイ首長,ゴドルフィン・レーシング総帥

国籍
アラブ首長国連邦

生年月日
1948年

出生地
ドバイ

学歴
サンドハースト陸軍士官学校,ケンブリッジ大学卒

経歴
ドバイ首長家(マクトム朝)の三男。英国に留学後、英軍で訓練。ドバイ軍を創設。1971年ドバイ警察長官、’72年アラブ首長国連邦(UAE)国防相を務める。’90年ドバイ皇太子。2006年1月4日兄マクトム3世の死去に伴い、ドバイ首長を継承。5日UAE副大統領・首相・国防相に就任。一方、1976年競馬界に参入、英国などの牧場を次々に買収し競馬事業を拡大。’85年英国リーディング・オーナーに輝く。’90年代競馬組織のゴドルフィン・レーシングを設立、買い付けから生産、調教まで一貫したシステムで競走馬を作り、所有馬は世界で1000頭を超え、英米のセリ市場を独占する。’75年、’83年、’90年来日。2011年には世界的騎手ランフランコ・デットーリ(イタリア)に騎乗させて、デボネアで日本ダービーに参戦した。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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