競走馬(読み)キョウソウバ

デジタル大辞泉 「競走馬」の意味・読み・例文・類語

きょうそう‐ば〔キヤウソウ‐〕【競走馬】

競馬用の馬。ふつう、サラブレッド系かアラブ系。競馬馬けいばうま
[類語]牡馬ぼば牝馬ひんば子馬小馬若駒名馬麒麟駿馬優駿駄馬駑馬どば白馬青馬軍馬馬車馬輓馬ばんば引き馬裸馬放れ馬暴れ馬荒馬奔馬種馬当て馬驢馬ろば騾馬らば

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精選版 日本国語大辞典 「競走馬」の意味・読み・例文・類語

きょうそう‐ばキャウソウ‥【競走馬】

  1. 〘 名詞 〙 競馬に使用される馬。また、そのために飼育されている馬。
    1. [初出の実例]「動物の中で一番高価なものは競争馬の種牡馬であらう」(出典:話の屑籠〈菊池寛〉昭和六年(1931)六月)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「競走馬」の意味・わかりやすい解説

競走馬
きょうそうば

競馬に出走させる目的で生産,育成,調教された馬。対象とする競馬の種類によって品種もいろいろ異なるが,特によく知られているのが,平地競走に使われるサラブレッドである。この馬はまた,障害競走でも多くの国で主役を演じている。繋駕 (けいが) 速歩競走に出走する馬として,アメリカのスタンダードブレッド (トロッター,ペイサー) や,フランスのトロットゥール・フランセーズなどが有名である。日本やフランスの平地競走では,上記のサラブレッドのほか,アングロアラブも現在盛んに供用されており,またアメリカの特殊な短距離平地競走に出走するクォーター・ホースも生産頭数が非常に多い。大多数の国では,競馬に出走できる馬の品種について厳格な資格審査を実施しており,外国産馬に対する出走制限の措置を講じている国も,近年漸増の傾向にあり,貿易障壁の一つとして問題となっている。

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