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ムルシア王国 ムルシアおうこくKingdom of Murcia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ムルシア王国
ムルシアおうこく
Kingdom of Murcia

スペイン南東岸にあったイスラム王国。 11世紀スペインにおける西カリフ国の解体に伴い,イスラム社会は多数の小王国に分裂,そのなかの一つがムルシアで,1063年独立。のちセビリア王国により併合された (1079) が,再度独立し,ムラービト (アルモラビド) 朝とカスティリアとの緩衝国的役割を果した。 12世紀後半,北アフリカの侵入勢力,ムワッヒド (アルモハド) 朝に服属したが,1243年アルフォンソ 10世 (賢王) によってカスティリアに併合された。

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世界大百科事典内のムルシア王国の言及

【ムルシア】より

…ムルシアは後ウマイヤ朝(カリフ朝王国)下で農業と絹織物工業によって繁栄する。後ウマイヤ朝王国が分裂する11世紀,イスラム小侯国の一つとしてムルシア王国が現れたが,たびたび周辺の侯国の支配を許した。再征服を推進するフェルナンド3世は1243年ムルシア王国をカスティリャの保護領にした。…

※「ムルシア王国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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