メルカプチド

化学辞典 第2版 「メルカプチド」の解説

メルカプチド
メルカプチド
mercaptide

チオラートともいう.チオール水素原子を金属原子Mで置換した化合物RSMの総称.チオールと金属塩から得られる.アルカリ金属のほか,重金属のメルカプチドも容易に生成する.アルコキシドと比べて安定であり,加水分解を受けないが,酸によりメルカプタンを生成する.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android