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ヤマトカワニナ ヤマトカワニナBiwamelania niponica

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヤマトカワニナ
Biwamelania niponica

軟体動物門腹足綱カワニナ科。高 2.5cm,殻径 1cm。殻は高円錐形であるが,成貝では上方の螺層は失われ,3~4螺層になる。殻表は濃黒褐色の殻皮をかぶり,体層には3列のいぼ列があり,さらに殻底に2螺肋がある。殻口は卵形で,外唇は螺肋に応じて屈曲する。ふたは黒褐色,卵形で少旋型。琵琶湖特産で,特に岩礫の多い西岸に多い。胎生で母体内に 40内外の幼貝をもつ。琵琶湖にはこのほかタテヒダカワニナ B.decipiensなど5種類の特産ヤマトカワニナ類が生息している。これらの種類はいずれも染色体数に著しい種内変異があることで特異的である。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヤマトカワニナ
やまとかわにな / 大和川蜷
[学]Semisulcospira niponica

軟体動物門腹足綱カワニナ科の巻き貝。琵琶(びわ)湖特産の淡水種で、とくに同湖の北側に多い。殻高30ミリ、殻径15ミリに達する。円錐(えんすい)形の螺層(らそう)には三条、体層には五条の規則正しく配列した丸い乳頭状の結節があるのが特徴である。殻皮は暗褐色から黒褐色を帯びるが、普通は殻頂部が磨滅し白い殻質層を現す。[奥谷喬司]

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