ヤルンズアンボ[川](読み)ヤルンズアンボ

百科事典マイペディア「ヤルンズアンボ[川]」の解説

ヤルンズアンボ[川]【ヤルンズアンボ】

中国,チベット自治区南部を東流し,ブラマプトラ川の中・上流をなす大河。漢字では雅魯蔵布江と記し,ヤルツァンボ江とも呼ぶ。マーナサローワル湖に発源し,ヒマラヤ山脈とトランスヒマラヤ山脈間の構造谷をなす。中国内での全長約1787km。流域はチベットの農業地帯。
→関連項目チベットナムチャ・バルワ[山]

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世界大百科事典 第2版「ヤルンズアンボ[川]」の解説

ヤルンズアンボ[川]【Yarlung Zangbo】

中国,チベット自治区を流れる大河。雅魯蔵布江と漢字表記される。上流はヒマラヤ山脈北麓の氷河に発するダムチョクズァンボ(当却蔵布,馬泉河)で,ヒマラヤとカイラス(ガンディセ,岡底斯)山脈の間を東流,サガ(薩嘎)付近でヤルンズアンボとなり,ニャンチュ(年楚河)やラサ河などを集め,ヒマラヤ山脈東端部のナムチャバルワ峰付近で深さ5382mに達する世界最大級の峡谷をつくり,大転回して南下,インドに入りブラフマプトラ川となる。

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