構造谷(読み)コウゾウコク

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「構造谷」の意味・わかりやすい解説

構造谷
こうぞうこく

地殻運動地殻変動)の直接の影響で生じた谷。断層運動や褶曲(しゅうきょく)運動で形成される。断層線に沿って発達した谷(例、日本南アルプスの赤石山脈西縁を限る中央構造線に発達している谷)や、並走する断層によって陥没した細長い地溝谷(例、徳島県の吉野川の谷や、ドイツライン地溝帯など)がある。褶曲の向斜軸に沿って発達する谷を向斜谷といい、背斜軸に発達する小丘を背斜山陵とよんでいる。新潟県の東頸城(くびき)・魚沼(うおぬま)丘陵に向斜谷の実例が知られている。

[有井琢磨]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の構造谷の言及

【谷】より

…18世紀にもまだ,谷が天変地異によって突然形成されたものであるという誤った認識が根強く残っていたが,レオナルド・ダ・ビンチはさすがに谷が水流の長年にわたる浸食の結果であるという正確な洞察をもっていた。 谷が川や氷河の浸食作用によって形成された場合に浸食谷といい,断層や褶曲などの構造運動によって生じた谷を構造谷という。地球上の谷の大部分は浸食谷である。…

※「構造谷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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