現代外国人名録2016 「ユッスー・ンドゥール」の解説
ユッスー・ンドゥール
Youssou N’dour
- 職業・肩書
- 歌手
- 国籍
- セネガル
- 生年月日
- 1959年10月1日
- 出生地
- フランス領セネガル・ダカール(セネガル)
- 受賞
- グラミー賞ベスト・コンテンポラリー・ワールド・ミュージック・アルバム賞(第47回)〔2004年〕「エジプト」
- 経歴
- グリオ(語り部)の家系に生まれ、12歳から音楽活動を開始。1974年バンド・ジャモノに所属、’76年国内最高の人気があったスタール・バンドに加入。’78年自身のバンド、エトワール・ドゥ・ダカール(’81年スーパー・エトワール・ドゥ・ダカールと改称)結成、国民的な人気歌手となる。’82年パリに進出。’85年英国のピーター・ガブリエル、米国のポール・サイモンらが参加したアルバム「ネルソン・マンデーラ」で世界的に知られるようになる。西アフリカ固有のリズム“ンバラ”をモダンにアレンジした独自の形式と伸びやかで張りのある声でワールドミュージック・ブームの代表となる。母国語であるウォロフ語の他英語でも歌う。アルバムに「イミグレ」「ザ・ライオン」「セット」「アイズ・オープン」「ザ・ガイド」「JOKO」「エジプト」「ロック・ミー・ロッカ」などがある。1999年、2006年公演で来日。また、ユニセフ親善大使としてマラリア撲滅活動にも力を注ぐ。社会的なメッセージを歌に込めた“歌うジャーナリスト”ともいわれる。2003年にはイラク戦争に抗議して全米ツアーをキャンセルした。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報