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ユトゥルナ Juturna

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ユトゥルナ
Juturna

古代ローマの泉の女神。もとはラウィニウムに近いヌミキウス川のほとりに祀られていたが,ローマに移されて,フォルムのウェスタ神殿の近くにあった泉と結びつけられ,また沼沢の多い湿地帯であったマルスの野にも神殿を与えられて,治病の効験あらたかな神として尊崇された。ユピテルに熱心に求愛された末,ついにその愛人となったとも,ヤヌスと結婚し,泉の神フォントゥスを生んだともいわれる。

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世界大百科事典内のユトゥルナの言及

【泉】より

…ギリシア・ローマ神話では自然の力を表す樹木,川,泉は,ゼウスまたはオケアノスを父とし,母なる大地から生まれたニンフたちが守るとされた。ローマでは,フォルムの端でウェスタ神殿に近い泉を女神ユトゥルナの住家として敬い,1月11日には泉を仕事のうえで使う職種の人々を中心に,ユトゥルナリア祭が祝われた。ユトゥルナはニンフの一人として鍛冶の神ウルカヌスを祝う8月23日のウルカナリア祭にも,穀物を火事から守るように祈願された。…

※「ユトゥルナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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