ラプソドス(その他表記)rhapsodos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラプソドス」の意味・わかりやすい解説

ラプソドス
rhapsodos

初期ギリシアの英雄叙事詩や神話系譜詩また教訓詩などを演目として吟弾しながら諸国を遊歴した詩人の称。アオイドスの後継者として,初期ギリシア叙事詩の伝統を口誦詩から文芸詩に完成したのもラプソドスの業績であったかもしれない。その名称の由来は彼らが吟誦する際に用いた「杖」 rhabdosからとも,また彼らが叙事詩の言葉を「綴り合せる」 rhaptein創作作業からとも,いわれている。ホメロス詩の吟誦や解釈説明などを職業とし,ホメロス詩の精神を聴衆に浸透せしめることを目的とするラプソドスの姿はプラトンの対話篇『イオン』に現れている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む