吟誦(読み)ぎんしょう

精選版 日本国語大辞典 「吟誦」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐しょう【吟誦・吟唱シャウ】

  1. 〘 名詞 〙 詩歌などを声高く節をつけて詠むこと。吟詠
    1. [初出の実例]「蓋詩は懐を述べ志を言ひ之を吟誦に用ゆれば」(出典:西洋聞見録(1869‐71)〈村田文夫〉後)
    2. 「唐詩を二つ黒板に書いて、それを吟唱して聞かせた」(出典:春の城(1952)〈阿川弘之〉一)
    3. [その他の文献]〔晉書‐徐苗〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「吟誦」の読み・字形・画数・意味

【吟誦】ぎんしよう

詩歌をうたう。また、声をあげて書を読む。〔晋書儒林、徐苗伝〕、少(わか)きとき家し。晝は耒(そらい)(すき)を執り、夜は則ち吟誦す。

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