20世紀西洋人名事典 「ラムホール」の解説
ラム ホール
Ram Hall
1897.3.2 - 1959.10.23
米国のジャズ奏者。
ルイジアナ州セラーズ生まれ。
別名Minor(Ram) Hall。
ニューオリンズ大学で学び、1914年兄のタビー・ホールのバンドでプロ・デビュー。その後シカゴに移り、軍隊生活を経て、キング・オリバー・バンドで活動。第二次世界大戦中には航空会社に勤務したが、’45年キッド・オリーのニューオリンズ・リバイバルのレギュラーとしてカムバック。’56年のオリーの欧州楽旅に同行したが、楽旅中に病を得て同バンドを退団。’59年に入院するまで癌と闘いながら、ニューオリンズ・クリオール・ジャズ・バンドで演奏を行う。代表作は「ザ・リジェンダリー・キッド/キッド・オリー・クリオール・ジャズ・バンド」(Good Time Jazz)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報