日本大百科全書(ニッポニカ) 「リン(アメリカ合衆国)」の意味・わかりやすい解説 リン(アメリカ合衆国)りんLynn アメリカ合衆国、マサチューセッツ州東部の都市。ボストンの北東16キロメートルに位置する。人口8万9050(2000)。古くからの工業都市の一つであり、かつての国内最大の靴製造地として知られている。1635年に最初のハンド・メードの靴工場が建設されて以来、1890年代ころまでつねに業界の頂点に位置し、「靴の町」の異名をとった。その後は電気機械、輸送機器、ジェット・エンジンなどの生産を中心に発達した。1629年にソーガスとして町が開かれ、1850年より市制が施行された。[作野和世] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例