レオポール・ヴィクトール ドリール(英語表記)Léopold Victor Delisle

20世紀西洋人名事典 の解説

レオポール・ヴィクトール ドリール
Léopold Victor Delisle


1826.10.24 - 1910.7.22
フランスの歴史家,古文書学者,中世史家。
元・フランス国立図書館長。
マーンシュ県ヴァローニュ生まれ。
ヴァローニュの修道会パリのエコール・デ・シャルトで学び、25歳で中世農村史研究のモデルと目された優れた研究「中世ノルマンディーにおける農民層の状況と農業の状態」(1851年)を著す。1852年パリの国立図書館写本部長の助手を経て、1874年同館館長に就任し、膨大な量の写本の分類・整理、蔵書のカタログの作成、盗み出された写本の回収に尽力。又、1897年「国立図書館総目録」の刊行も始め、著書は「シャルル5世蔵書の研究」(1907年)など多数。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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