レーダ高度計(読み)レーダこうどけい(英語表記)radar altimeter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レーダ高度計」の意味・わかりやすい解説

レーダ高度計
レーダこうどけい
radar altimeter

人工衛星で下向きに発射した電波が地表面で反射し,それを同じ人工衛星が受信し,発信と受信の時間差から地表面の高度測定する機器。 1975年に GEOS-3,78年の海洋観測衛星 SEASAT-1に搭載された。レーダ高度計で高度を測り,ジオイド面からの高さの分布から,海面上の地衡流推算する。海流や渦などの測定に使用する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android