ロフテッド軌道(読み)ロフテッドキドウ(英語表記)Lofted Trajectory

デジタル大辞泉 「ロフテッド軌道」の意味・読み・例文・類語

ロフテッド‐きどう〔‐キダウ〕【ロフテッド軌道】

《ロフテッド(lofted)は「高く打ち上げられた」の意》通常よりも高い射角で発射され、高い高度に達した弾道ミサイルが描く、山なりの軌道射程距離は短くなるが、落下速度が速く、防御がより困難になるとされる。→ミニマムエナジー軌道

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「ロフテッド軌道」の解説

ロフテッド軌道

通常の発射方法より角度を上げ、高い高度に打ち上げられた弾道ミサイルの飛行経路。射程距離は通常より短くなるが、1000キロメートルを超える高高度から落下するような軌道をとることで、着弾間際の速度がより高速になる。そのため、イージス艦などでの迎撃が困難とされている。

(2017/8/29)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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