ローヌ

百科事典マイペディア 「ローヌ」の意味・わかりやすい解説

ローヌ[川]【ローヌ】

スイス南西部,フランス南東部の川。全長813km。流域面積約10万km2アルプスのローヌ氷河に発し西流,レマン湖を経てフランス領に入り,リヨンソーヌ川と合して南流し,地中海リオン湾に注ぐ。河口部にカマルグの低湿デルタが発達。支流はソーヌ川のほか,イゼール,ドローム,デュランスなど。急流が多く航行は不便だが,水量は豊富。1934年以来,ローヌ国営公社を中心に開発が進められ,灌漑(かんがい),水運の整備が行われたほか,フランス最大の水力発電量を誇るようになった。
→関連項目ソーヌ[川]フランス

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む