ヴィクトールチェルノフ(その他表記)Viktor Mikhailovich Chernov

20世紀西洋人名事典 「ヴィクトールチェルノフ」の解説

ヴィクトール チェルノフ
Viktor Mikhailovich Chernov


1873 - 1952
ソ連(ロシア)の革命家
ボルガ地方サマーラ県出身。
サラトフ中学時代に社会問題にめざめ、モスクワ大学在学中の1894年に逮捕された。タンボフ県で住民工作に従事し、1899年に亡命。1900年農民社会主義連盟を結成し、’01年エス・エル党結成に参画した。’17年の2月革命で帰国し、同年5〜8月の臨時政府農相を務める。7月暴動後辞職し、’18年憲法制定会議議長に就任した。のちに反ボリシェビキ運動に加わり、’20年プラハに亡命し、その後米国に移住した。主著に「資本主義と農民の問題について」(’05年)、「構成社会主義」(’25年)等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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