一そう(読み)いっそう

精選版 日本国語大辞典 「一そう」の意味・読み・例文・類語

いっ‐そう‥さう【一そう】

  1. 〘 副詞 〙 いずれを選ぶか迷うよりも、どれもみなまとめて処理してしまおうとするさまを表わす語。
  2. (イ) ( 「に」を伴って用いる ) 残らずすべて。すっかり。全部。
    1. [初出の実例]「心にかからん事をば、ためらひ候はず、いっさうにすへべき物を」(出典:曾我物語(南北朝頃)四)
  3. (ロ) ( 「に」を伴って用いることもある ) どちらにしても同じことだから思い切って。むしろ。いっそ。
    1. [初出の実例]「身共がままにならずは、いっさうにふたりながらくはふ」(出典:虎明本狂言・鬼の継子(室町末‐近世初))

一そうの補助注記

中世から近世にかけて、仮名書きで「いっさう」とあるため、語源を「一層(いっそう)」とするには難があるように思われる。「一双(いっさう)」「一掃(いっさう)」などが想定されるが、意味の展開から「一双」と関連づけて考えるのが穏当か。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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