一の史(読み)いちのし

精選版 日本国語大辞典 「一の史」の意味・読み・例文・類語

いち【一】 の 史(し)

  1. 左大史(さだいし)別称太政官の史の筆頭。平安時代以来、小槻(おづき)家が務め、官務(かんむ)と称された。→
    1. [初出の実例]「中古以来、小槻宿禰為一史。行官中事。謂之官務。多是五位也」(出典職原鈔(1340)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android