一の棚(読み)いちのたな

精選版 日本国語大辞典 「一の棚」の意味・読み・例文・類語

いち【一】 の=棚(たな)[=店(たな)

  1. 市場で最も格式のある店。
    1. [初出の実例]「一のたなについだ者を、末代つけさせられうずるとのお事じゃ」(出典:虎明本狂言・鍋八撥(室町末‐近世初))
  2. 一方の棚。
    1. [初出の実例]「棚を二まうけて、一の棚にはまりをおく。一の棚にはやうやうの供祭をいろいろにかまへて」(出典:成通卿口伝日記(1136頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む