一の矢(読み)いちのや

精選版 日本国語大辞典 「一の矢」の意味・読み・例文・類語

いち【一】 の 矢(や)

最初に放つ矢。矢二本を一手(ひとて)といい、その第一の矢。→二(に)の矢
平家(13C前)四「一の矢に変化の物を射損ずるものならば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「一の矢」の意味・読み・例文・類語

いち‐の‐や【一の矢】

手に持つ2本の矢のうち、最初に放つ矢。→二の矢

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android