一を以て万を知る(読み)イチヲモッテバンヲシル

精選版 日本国語大辞典 「一を以て万を知る」の意味・読み・例文・類語

いち【一】 を 以(もっ)て万(ばん)を=知(し)る[=察(さっ)す]

  1. ( 「荀子‐非相」の「君子故曰、以近知遠、以一知万、以微知明、此之謂也」による ) =いち(一)を聞いて十を知る
    1. [初出の実例]「綸旨如此。以一察万、如件」(出典:祈雨日記‐(万寿五年)(1028)四月一二日)
    2. 「されば、一をもって万を知るなれば、そのほかの孝行、推し量られたるとて」(出典:御伽草子・二十四孝(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む